【徹底攻略】TOEIC L&R Part2の勉強法と高得点のコツ

TOEIC対策

TOEICを勉強する方の中には「Part2が難しい」と感じている方もいるのではないでしょうか?Part2は答えるための3つの選択肢が印刷されており難易度が低いと思われがちなのですが、Part2はリスニングセクションの中でも問題ごとの難易度の差が激しく、準備しなければ高得点を望めないばかりかスコアをずるずると落とす原因となるパートです。

今回はTOEIC L&R Part2のおすすめの勉強方法と高得点をとるためのコツを解説をしていきます。

Part2の問題構成

Part2はTOEIC L&Rの2番目の問題であり、リスニングの出題としても2番目にあるセクションです。1題につき3つの発言が問題用紙に掲載されており、会話が読み上げられ、会話の最後の発言に対してもっとも適切な発言を選ぶ形式になっています。

会話の内容は問題用紙には印刷されておらず、正しく聞き取る必要があります。また、Yes/Noで答えられるものではなく、問題の会話自体は難しくないのですが日常英会話で使われる表現が頻出であり、中には曖昧な返し方をする選択肢が正解となる難しい問題も出題されます。

Part2はリスニングの他の問題に比べて、問題ごとの難易度の差が激しく、一度行き詰まって次の問題に引きずるとずるずると会話に集中できなくなり他の問題も回答できなくなってしまいがちです。また、新形式となった2016年5月以降若干難易度が上がったのですが、間違いなく2018年春ごろから難易度が格段に上がっています。ただ会話自体はそれほど長くなく、回答となる3つの発言は短いので読むにはそれほど時間がかからず、時間的には個人差・演習の差が出にくいパートです。
回答バリエーション自体はいくつかパターンがありますのでTOEIC L&Rでハイスコアを狙うのであれば、ぜひ実際に演習・対策をしておきたいパートです。私が受けた回ではいずれもいやらしい選択肢が出題され、最後まで満点を取れなかったパートはPart2でした。

Part2はいわゆるTOEICの旧形式では出題数が30問でしたが、2016年5月から開始された新形式のTOEIC試験からは各パートの配分が見直され、出題数が25題に減りました。

Part2の例題

サンプルとしてPart2形式の問題を作ってみましたので、紹介しておきましょう。(Question)に対して、(A)〜(C)のうちで最もふさわしい会話の回答を選んでみてください。実際には(Question)の会話は問題用紙に記載されておらず、1回読み上げられるのみです。

(Question) Why don't we have sushi for lunch?
(A) Because I had sushi last Monday.
(B) Why not?
(C) How often?

正解はわかりましたか?正しい説明文は(B)です。会話では「お昼に寿司でも行きませんか?」となっていますから、(B)のように「いいね!」「もちろん!」と答えるのが正解です。(A)は会話の"Why〜"という表現に対するひっかけの選択肢、(C)は会話が噛み合っていないので不正解です。

(B)の選択肢以外で正解となりそうな回答としては「何時ごろ行きますか?」「先ほどブランチを済ませてしまいました」「ごめんさなさい、会議の準備で行けません」といった内容が考えられます。

新形式のTOEICになってから、Part2の会話は若干難しくなりました。旧形式ではWhen〜やWhere〜などの疑問詞に対してシンプルな回答の選択肢が多く、会話の一番最初が聞き取れれば正解できる問題がほとんどでした。新形式では上記のWhy〜のように会話でよく使うけれども引っかかりやすい表現が増えたことに加え、2018年ごろから曖昧な答えが正解となるパターンが増え、難化傾向が続いています

Part2でハイスコアを取るためのコツ

基本的な会話表現をおさえておく

Part2では日常会話でよく使われる慣用表現が頻出のため、基本的な会話表現をおさえておくことが重要なポイントとなります。特に、疑問形での問いかけがよく使われ、回答も少しひねったものが出てくることが多くなってきました。

質問の問いかけでよく使われる表現としては以下のものがあります。

・Why don’t we〜?(〜しませんか?)
・How about doing〜?(〜するのはどうですか?)
・How come〜?(なぜ〜?)

回答の選択肢として多用される表現は以下のようなものがあります。

・Why not?(もちろんです。)
・That sounds good/not bad.(いいですね。/悪くないですね。)
・Not that I know of.(私の知る限りそうではないです。)

常に明確な表現であるとは限らない

先の説明でも少し出てきましたが、Part2は質問文に対する回答として適切な選択肢を選ぶ問題というものですが、必ずしも聞かれている内容に対してストレートに答えるとは限らないということはおさえておきましょう。

新形式の中でも最近の出題で目立つのが、微妙な回答が増えてきたことです。「インターネットに広告を出すのはどうだろう?」に対して以前は「悪くないですね。」くらいの表現が正解のパターンが多かったですが、最近は「どれくらい効果があるだろう?」といった意味合いの選択肢を選ばなければなってきました。実際の会話にかなり近い出題になってきたため、基本的な表現はしっかりおさえておくとともに、少し回りくどい表現にも慣れておくことが必要です。

例えば以下の問いかけがあったとします。

Is there a convenience store in this neighborhood?

これに対してありうる回答としては以下のようなものが考えられます。

・Yes, there is one on the corner.(はい、そこの角にあります。)
・No, there isn’t any around here.(いいえ、このあたりにはありません。)
・Sorry, but I don’t know.(すみませんが、わかりません。)
・I’m afraid I'm stranger.(すみませんが、私はこの辺に住んでいません。)
・Let me check the map.(地図を調べさせてください。)

上にあげた5つの回答のうち、下の2つに注目してください。受験英語ではおそらく滅多に出てこない会話のパターンですが、日常生活ではよくある受け答えだとは感じませんか?

英文法的にはYes/Noで答える質問に対して、はい・いいえ・わかりらない以外にも様々な回答のバリエーションがあります。そういった間接的な回答や遠回しな表現も出題されることを意識しておきましょう。

間違えやすいパターン・ひっかけのパターンを知る

会話表現で直接的な回答とならないといってもテストですから、正解は明確な根拠があるものになります。逆に言えば、正解以外の選択肢は誤りとならなければならず、間違いになる選択肢もある程度パターン化されています。特にTOEICで出てくる誤った選択肢が以下のパターンです。

間違えやすい日常表現に対するひっかけ

会話表現には知っていないと間違った選択肢に引っかかってしまう表現が多くあります。例えば先ほども出てきた以下の問いのようなパターンです。

(Question) Why don't we have sushi for lunch?(お昼に寿司でもどうですか?)
(A) Because I had sushi last Monday.(月曜日に寿司を食べたのが理由です。)
(B) Why not?(いいですね。)
(C) How often?(どれくらいの頻度ですか?)

もし"Why not〜"という表現を知らなければ、"Why"という疑問詞に対して理由を示す"Because"が含まれている(A)の選択肢を選んでしまいそうですね。日常会話表現は有名なものをきっちりおさえておくことが一番の対策です。

発音が似た単語・表現が用いられている

Part2のひっかけの選択肢には、質問に含まれている単語と似た音を持つ単語を含んだ選択肢が登場することがあります。

(Question) Could you tell me how to use the new coffee machine?(私にその新しいコーヒーメーカーの使い方を教えてくれませんか?)
(A) About two months.(約2ヶ月間です。)
(B) Wendy knows, I think.(ウェンディが知っていると思います。)
(C) The copier is broken.(そのコピー機は壊れています。)

質問文にある”coffee”と似た音を持つ”copier”という単語を(C)の選択肢に入れることで、正しく聞き分けられているか、という点を確認しているのです。

質問と同じ単語が使われている

Part2のひっかけの選択肢には、質問に含まれている単語と同じ単語を含んだ選択肢が登場することもあります。

(Question) Where is the new post office?(新しくできた郵便局はどこですか?)
(A) I went to my office.(私は自分のオフィスへ行きました。)
(B) Yes, it is.(はいそうです。)
(C) It's across the street.(道の向こう側にあります。)

質問文で場所を聞かれている”post office”の一部である”office”という単語が(A)の選択肢に含まれています。同じ単語が聞こえたからといって、それだけの理由で選ばないように注意しましょう。

Part2の勉強法

Part2を対策するための勉強法は大きく2つあります。

ひとつには「ディクテーション」と呼ばれる、聞き取った文をそのまま文章で書きとるという訓練です。文章として書き取ることで、文の最初に入る疑問詞や曖昧で聞き取りにくかった単語が明らかになり、リスニング能力の向上が見込めます。また、書き取ることで回答に必要な短期的な英語の記憶を行うための訓練にもなります。

もうひとつの訓練法が、実際の会話で会話表現を使ってみるということです。第二言語特有の主言語である日本語から英語に変換する頭の回路を早くするという訓練です。いってみれば英語の瞬発力を身につけるという訓練であり、回答に対して頭の回転を速くすることで、英語全般の能力を高めるという効果があります。
もし会話する相手がいなければ、リスニング教材で聞こえてくる会話をそっくりそのまま発音しトレースする「シャドーイング」という訓練法も効果的です。

Part2対策のまとめ

今回はTOEIC L&RのPart2のおすすめ攻略テクニックを紹介しました。Part2は25問であり、全200問からなるTOEIC L&Rのセクションのなかで、対策が必要となるパートであり、難易度の差が激しく満点を狙うところまで来ると苦労するパートであります。ぜひここで紹介した勉強方法やテクニックを参考にして高得点を目指していただければと思います。

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