TOEIC S&W スピーキングの勉強法と高得点のコツ

TOEIC対策

TOEIC S&Wを勉強する方の中には「Speakingが対策しにくい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?スピーキングの問題は音読、写真描写、応答、情報に基づく応答、解決策の提案、意見の説明など様々な方法でスピーキングの能力を問われます。後半の問題に進むにつれ徐々に難易度が上がっていくため、前半の問題でしっかりと得点できなければ、S&Wにおいて高得点は望むべくもありません。

今回はTOEIC S&W スピーキングのおすすめの勉強方法と高得点をとるためのコツを解説をしていきましょう。

TOEICスピーキングの問題構成

まずはTOEIC S&Wの問題構成をおさらいしましょう。なお、S&Wでは「Part」という用語が公式では使われていませんが、ここでは便宜的にPartとして分けて紹介します。S&WはPartが9つに分けられ、Part1〜6がスピーキング、Part7〜9がライティングに該当します。

Part1(Question1,2)の問題構成

Part1はTOEIC S&Wの1番目のセクションであり、スピーキングの出題としては1番目のパートです。4〜5文からなるセットの問題が提示され、1問につき準備時間が45秒与えられ、“Begin reading aloud now.”という音声が聞こえたら、45秒で音読する音読問題という方式となっています。

文章の形式は様々で、インタビュー記事や広告宣伝など様々なパターンが現れます。1セットの文章の構造自体はあまり複雑なものはありませんので、スピーキングの基礎となる能力が純粋に問われることになります。

TOEIC公式ページには注意点として以下の事項があげられています。逆に言えば、これらのポイントさえクリアしていれば、Part1で高得点を期待することができます。

分かりやすい発音とリズムで読めるか、がポイントです。
・意味のまとまりごとに、正しく区切って読む。
・意味上、重要な語を強く読む。重要な語とは、名詞、動詞、形容詞、副詞、疑問詞などです。重要でない語(冠詞、前置詞、助動詞、接続詞、関係詞など)は弱く、短く読みます。
・文の終わりは、上げ調子と下げ調子を使い分ける。

実は、Part1はスピーキングセクションの全ての基礎であり、アクセント・発音・イントネーションに注意することが全てです。
これらのポイントは通常の会話でも自然と行われていますから、英語の基礎がなっている人はそれほど注意しなくてもポイントをクリアできるはずです。

Part1は分量としては2問から構成され、1問につき45秒の待機時間そして音読の時間が45秒与えられます。時間不足を感じることは基本的にないと考えて良いですが、ポイントを意識するあまり音読のスピードが遅くなり時間に、収まらなくならないよう注意が必要です。

Part2(Question3)の問題構成

Part2は分量としては1問のみ出題され、写真を提示されてから45秒の待機時間そして説明の時間が45秒与えられます。時間不足を感じることは基本的にないと考えて良いですが、むしろ45秒間が長いと感じることになるでしょう。ポイントは以下の点になります。

適切な語彙・語句を使って写真の特徴を詳しく描写できるか、適切な構文を使って分かりやすく説明できるかがポイントです。

【準備時間中】
・描写する順番を考える。順番は「概要→詳細」。
・描写に使える「主語+動詞」の組み合わせを3つ以上考える。

【解答中】
・情景に合っていれば、難しい語句や表現を使う必要はない
・文法ばかりを気にせず、できるだけ多くのことを話す

Part3(Question4-6)の問題構成

Part3は分量としては3問出題され、英語で設問が投げかけられたのち、解答時間として1、2問目は15秒、3問目は30秒が与えられます。ポイントは以下の点になります。

適切な言葉で、すばやく正確に答えられるかが問われます。質問に対して多くを答える必要はなく、適切に答えることがポイントです。
・疑問詞(Who,Where,When,What,Whyなど)に注意して、適切に応答する。

Part4(Question7-9)の問題構成

Part4は分量としては3問出題され、資料などの情報が表示されて45秒間で確認します。その後、ナレーターが話をしてから質問を読み、さらにビープ音が聞こえます。1,2問目は15秒、3問目は30秒で解答します。ポイントは以下の点になります。

シーンに応じた適切な表現を使って、すばやく正確に答えることがポイントです。

Part5の問題構成(Question10)

Part5は分量としては1問出題され、メッセージなどを聞き、問題点を明らかにし、その解決策の提案を回答します。メッセージは音声のみで、画面に表示されません。メッセージが流れた後、どのような立場で解答すべきかが表示され、45秒の準備時間が与えられます。"Begin speaking now."という音声が聞こえたら、60秒で解答します。時間不足を感じることは基本的にないと考えて良いですが、むしろ60秒間が長いと感じることになるでしょう。

電話をかけている相手を踏まえ、それにふさわしいトーンで話しているか、問題点や相手の要求を理解し、的を射た適切な解決策を示しているかがポイントです。
・解答の中で、「問題点を明らかにする」「どう解決するか」の2点を入れる

Part6(Question11)の問題構成

Part6は分量としては1問のみ出題され、与えられたテーマについて自分の意見とその理由を述べる問題です。問題が画面に表示され、ナレーターが問題を読みます。問題を読み終わると、30秒間の準備時間があります。“Begin speaking now.”という音声が聞こえたら、問題に対する意見を60秒で述べてください。時間不足を感じることは基本的にないと考えて良いですが、むしろ60秒間が長いと感じることになるでしょう。

テーマを正しく理解し、自分の意見や立場(賛成・反対)を明らかにし、その理由を例や説明を添えて、論理的に分かりやすく話すことがポイントです。

スピーキングセクションの例題

Part1(Question1,2)

サンプルとしてPart1の問題を公式サイトのサンプル問題からご紹介しましょう。提示された文章を45秒間の待機時間ののちに音読するという形式の解答方法になります。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から)

If you’re shopping, sightseeing and running around every minute, your vacation can seem like hard work. To avoid vacation stress, come to the Blue Valley Inn on beautiful Lake Meed. While staying at our inn, you’ll breathe clean country air as you view spectacular sights. With its spacious rooms, swimming pool, and many outdoor activities, the Inn is the perfect place for a vacation you won’t forget.

発音に迷うところ、困るポイントはありませんでしたか?

Part2(Question3)

サンプルとしてPart2の問題を公式サイトのサンプル問題からご紹介しましょう。提示された写真を45秒間の待機時間ののちに音読するという形式の解答方法になります。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から)

TOEIC S&W Part2
by: TOEIC公式ページ

Begin speaking now.

この手の問題にありがちですが、"Begin speaking now."という指示があったらスタートします。45秒間話し続けるのは思いの外難しいものです。説明に困る箇所、言葉が詰まるポイントはありませんでしたか?

Part3(Question4-6)

サンプルとしてPart3の問題を公式サイトのサンプル問題からご紹介しましょう。音声の質問に対して即座に英語で意見を述べて回答するという形式で、解答時間は1、2問目は15秒、3問目は30秒 の時間があります。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から)

Imagine that a Canadian marketing firm is doing research in your country. You have agreed to participate in a telephone interview about television viewing.

・Q1.How often do you watch television?
・Q2.What kinds of programs do you usually watch?
・Q3.Describe your favorite television program.

このあたりから自分で考えながら話すというスピーキングテストの特徴が顕著になってきます。

Part4(Question7-9)

サンプルとしてPart4の問題を公式サイトのサンプル問題からご紹介しましょう。資料などの情報が表示された状態で、ナレーションが流れたのち、英語で質問が流れますので、即座に英語で回答するという形式で、解答時間は1、2問目は15秒、3問目は30秒 の時間があります。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から)

TOEIC S&W Part4
by:TOEIC公式サイト

Imagine that a Canadian marketing firm is doing research in your country. You have agreed to participate in a telephone interview about television viewing.

・Q1.Could you tell me what time the conference starts and how long it will last?
・Q2.How much does conference attendance cost?
・Q3.I may not be available for the full day. Could you give me information about the activities in the morning, before lunchtime?

Part5(Question10)

サンプルとしてPart5の問題を公式サイトのサンプル問題からご紹介しましょう。メッセージなどを聞き問題点を明らかにし、その解決策を提案するという形式の解答方法になります。メッセージは音声のみで、画面に表示されません。メッセージが流れた後、どのような立場で解答すべきかが表示され、45秒の準備時間が与えられます。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から)

If you’re shopping, sightseeing and running around every minute, your vacation can seem like hard work. To avoid vacation stress, come to the Blue Valley Inn on beautiful Lake Meed. While staying at our inn, you’ll breathe clean country air as you view spectacular sights. With its spacious rooms, swimming pool, and many outdoor activities, the Inn is the perfect place for a vacation you won’t forget.

Respond as if you are a customer support member of the bank.
In your response, be sure to
・show that you recognize the problem, and
・propose a way of dealing with the problem

Part6(Question11)

サンプルとしてPart6の問題を公式サイトのサンプル問題からご紹介しましょう。提示されたテーマについて、自分の意見とその理由を述べるという形式の解答方法になります。問題が画面に表示され、ナレーターが問題を読みます。問題を読み終わると、30秒間の準備時間があり、その後問題に対する意見を60秒で述べてください。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から)

Some people prefer to take a job that does not pay well but does provide a lot of time off from work. What is your opinion about taking a job with a low salary that has a lot of vacation time? Give reasons for your opinion.

スピーキングでハイスコアを取るためのコツ

音読のポイントを理解し実践する

Part1の回答にはポイントがあります。意識しなければならないポイントは以下の点です。

・ゆっくりはっきり読むこと
・子音止めやリエゾンなど英語特有の発音に注意すること
・意味を考えながら読み、強弱をつけること
・英語特有の母音、子音に注意すること

まず、スピーキングの基本はゆっくりはっきり読むという点です。基本的な事項ですが、本番になると緊張や焦りで早口になってしまいがちですが、採点するには要所要所で採点者にアピールすることが重要です。そうするとどうしても重要な部分の強弱をつけるなど、ゆっくり強調することが重要になってきます。
また、焦るとつい「うーん」とか「えと」など余計な言葉を発してしまいがちですが、これも聞き取りやすさが悪くなるだけでなく、英語のテストとしても大きなマイナスポイントです。

そして英語特有の発音にも注意が必要です。極端にネイティブのような流暢な発音である必要はありませんが、極端なカタカナ英語は避けなければなりません。また、英語特有の子音で終わる単語や、次の単語と繋げて発音するリエゾンなどに意識する必要があります。

相手の言ったことの復唱と副詞を利用して意見を述べる

コミュニケーションとして成立していると採点時に意識させるためには、質問で問われている内容を復唱することが効果的です。例えばある問題に対する解決策の提案(Part6)では、相手の質問の復唱→自分の意見→ひとつめの理由は〜と、最初にワンクッションを挟むだけでも、いきなり自分の意見を言うよりも理解しやすさが違ってきます。

また、自分の意見や理由の方向性が全然別の方向に向かってしまわないかの歯止めになります。いきなり意見を言ってしまって実は説明しにくいことに意見を言ってから気づいてしまうと、支離滅裂な回答になってしまいます。

スピーキングセクションの勉強法

よく使う回答パターンの例文を徹底的に叩き込む

スピーキングのテスト全般の対策として、まず勉強しておきたいのが、回答によく使うフレーズをそのまま頭に叩き込むという点です。スピーキングで問われる問題では回答する内容は違いますが、使うを厳選すれば最低限のフレーズで、様々な質問パターンに対応することができます。
例えば、Part5のフレーズとして、自分のお気に入りのシチュエーションで以下のフレーズをそのまま覚えておくと回答しやすさが格段に違ってきます。

・In your message, you told us that "~".
・We will do whatever we can do. First, we would like to ~. Second, ~.
・Again, we are very sorry for ~.
・If you have any questions, please feel free to call the front desk and ask for me. Thank you again for staying our hotel.

そして、ある程度フレーズのパターンを身につけておけば、それらを少しだけ内容を変えるだけで回答できることに気付くようになります。

自分の発音を録音して確認する

Part1はシンプルな音読問題、Part2は写真の描写を説明するという設問であることもあり、対策方法が思いつきにくいかもしれません。しかし、スピーキング全般のコツですが、Part1・Part2では特にポイントを意識して音読することが最も有効な対策となります。
Part3〜6についても、自分なりの回答方法をフレーズとして瞬間的に口から出てくるようになるまで、音読・練習することが重要です。

ひたすら音読を行うことも良いのですが、おすすめしたい勉強法は、自分の音読した内容を録音し、ダメ出しするというものです。やはり自分一人ではなかなか悪い点が見つからず、対策できているか不安になるかと思います。そんな時は、自分で練習した時の音声を録音し、ダメ出ししてみると良いです。思いの外、自分の発音のイマイチさに愕然とするでしょう。笑

どうしても自分で改善点が見つからない場合は、英語が流暢な人に見てもらうことが一番です。最も手軽でお勧めしたいのがオンライン英会話の無料体験レッスンを活用するというものであり、自分で改善点が見つからないなら英会話の講師にダメ出ししてもらうということも一考です。

無料体験レッスンを受けるなら、おすすめはレアジョブ英会話です。

TOEICスピーキング対策のまとめ

今回はTOEIC S&Wのスピーキングのおすすめ攻略テクニックを紹介しました。Part1ではアナウンスや広告など4〜5行の指定された文章を音読するという問題です。アクセント・発音・イントネーションといった英語のスピーキングの基礎となるポイントが問われます。
Part2は写真の描写に対して説明を行うという問題でした。
Part3は簡単な質問に対して自分の考えを含めて回答を行うというも問題でした。
Part4は情報に基づく設問に対して英語で回答するという問題でした。
Part5は解決策への提案を行うという問題でした。
Part6は自分で考えた意見の説明を行うという問題でした。

ぜひここで紹介した勉強方法やテクニックを参考にして高得点を目指していただければと思います。

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