【徹底攻略】TOEIC L&R Part6の勉強法と高得点のコツ

TOEIC対策

TOEICを勉強する方の中には「Part6が対策しづらい」と感じている方もいるのではないでしょうか?Part6は答えるための4つの選択肢が印刷されており、長文の中に置かれた空欄を穴埋め形式で解答する問題で対策を怠りがちですが、リーディングのパートの中ではあまり時間を割くことができず、テンポよく回答しなければ高得点は望めません。

今回はTOEIC L&R Part6のおすすめの勉強方法と高得点をとるためのコツを解説をしていきます。

Part6の問題構成

Part5はTOEIC L&Rの6番目のセクションであり、リーディングの出題としては2番目のセクションです。文章に対して穴埋めの形式となっており、単語や熟語レベルだけでなく、文意に沿って1つの文章の穴埋めを行う方式となっています。

時制や態といった文法的なものから、頻出のイディオムを埋めさせるだけでなく、1つの文章を埋める問題(文章挿入問題)が出題されますので、長文を読んで全体の流れを把握することが問われます。

Part6はPart7の長文リーディングの問題に比べると、穴埋めなので考えれば得点になりやすいと容易に考えがちですが、実はその認識は誤りであり、いかに短時間でPart5とPart6を攻略できるかがリーディングのスコアひいてはTOEIC全体のスコアを左右します
というのも、TOEIC L&Rの2時間の試験時間のうち、45分がリスニングセクションの時間で、この時間は短縮しようがありません。そして残りの75分のうち、分量が多く難易度が上がってきているPart7に最低でも55分は残しておきたいと考えると、Part5とPart6にかけられる時間は約20分であり、この中で2つのPart合わせて46問を回答しなければなりません。
Part6は長文読解が必要となる問題ですからPart6で高得点を狙うのであれば、脊髄反射のように短時間で1問1問を処理していくとともに、長文読解のスピードを向上させる必要があるパートなのです。

Part6はいわゆるTOEICの旧形式では出題数が12問でしたが、2016年5月から開始された新形式のTOEIC試験からは各パートの配分が見直され、新形式での出題数は16問に増えました。分量としては概ね4つの問題から出る長文が1つ増えたことになります。

Part6の例題

サンプルとしてPart6形式の問題を公式サイトのサンプル問題から修正してご紹介しましょう。文章の--に対して、(A)〜(D)のうちで最もふさわしいものを選ぶという形式の解答方法になります。
(引用元:TOEIC公式サイト サンプル問題から改定)

TOEIC Part6
by: TOEIC公式サイト

(Question) No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

(Question) No. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

(Question) No. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

(Question) No. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

1問目の正解は(C)、2問目の正解は(A)、3問目の正解は(D)、4問目の正解は(B)です。問題で聞かれているポイントは分かりましたか?

新形式のTOEICになってからも、Part6の形式はほとんど変わっていません。ただし、旧形式では簡単な単語の穴埋めにウエイトを置いて問われていた印象ですが、新形式では文法上許される表現や空欄前後で前置詞と組み合わせられる単語、そして文章の意味として自然な文章を選ばせるといった穴埋め問題が増えてきたため、テンポよく回答していくには多少の演習が必要となってきます。

Part6でハイスコアを取るためのコツ

基本的な英文法をチェックする

TOEIC L&Rのテストの中で、基礎的な文法事項が問われるのがPart5・Part6です。つまり、TOEIC L&Rのテストの中でも基本的な事項が問われるのがPart5・Part6であると言えます。
TOEICの中で問われる文法としては以下のようなものがあります。

・時制
・態
・比較級
・接続詞
・代名詞
・前置詞

TOEICでは難しく高度な文法は問われず、基本的な論点が出題されます。分厚い文法書を一から読んでいく必要はなく、TOEICでよく聞かれる論点を徹底的にチェックしていくのがスコアアップへの早道です。

問題演習であやふやな箇所はきっちり解説を読んで理解し、問題演習の2周目になったら論点が全て頭に浮かぶくらいまで解説を読み込むことを意識しましょう。

品詞のパターンを覚える

TOEICのPart5では品詞問題が頻出です。そしてPart6においても同様に、品詞から正しい選択肢を選ぶという形式の問題は頻出です。例えば先ほどのサンプル問題の1つ目は、「interest」という単語の派生後です。このサンプル問題では正解は「興味を持たれた人」という意味にできる過去分詞ですが、動詞の活用(過去形、過去分詞)は英語の基本です。

このように品詞を形容詞・動詞・副詞・名詞に変化させる一般的なルールを知っていれば、知らない単語でもなんとなくイメージがつくようになりますし、最悪意味が全く分からなくても品詞の種類がわかるだけで解ける問題もあります。

すべての単語でこの一般的なルールが当てはまるというわけではありません。むしろ問われるのは有名な単語の例外ですが、このような有名な例外はしっかりした単語帳であればしっかり掲載されているものです。そのような特殊なパターンはしっかりおさえていきましょう。

1文としての文章の流れを理解する

Part6の穴埋めは、空欄の前後のみを見て埋めるべきものを判断するものと、文章全体の流れをみて適切な意味のものを埋めるという2つのタイプに分けられます。Part6においては、後者の文脈を見て回答するタイプの問題では、回答を少し待って、空欄の前後の文章の流れから選択肢を判断することになります。4つの選択肢の意味が全く異なる場合・文章挿入問題の場合は、直前の文だけで判断出来ないこともあります。

空欄の前後だけで判断できるものは、その情報だけで回答してかまいません。選択肢を選ぶことができるのであれば、間違っている選択肢について間違っている理由を探すことは、問題演習では正解確認時に行うべきですが、本番で問題を問いている間はやるだけ無駄です。時間は限られていますので、正しい答えがわかった段階で次の問題に移るべきです。
空欄前後の限られた部分だけで判断できるものとしては、品詞問題、イディオムに関する出題、似たような意味の単語で適切なものを選ぶというパターンで、これらのパターンの9割以上は空欄前後の一部分だけで正答を導くことができます。

一方で文章全体を見ないと判断できないパターンもあります。例えば先のサンプル問題の3問目のように、選択肢はどれも違う意味を持つ単語なので、文章全体を読んで文意に合うものを選ばなければなりません。他にはサンプル問題の1問目のように代名詞に関する問題も、文章の構造がわかっていないと間違えがちですので、注意が必要です。

Part6の勉強法

Part6を対策するための勉強法は英文法や英単語といった基礎事項を確認することに加え、リーディングのスピードを向上させることが対策になってきます。

そもそもリーディングには1つ1つの文や単語の意味を細かく見ていく精読と、大まかな文章の流れを把握する速読では別のものと捉えられ、いずれもスピードを上げるためには訓練が必要です。Part6では単語レベルで穴埋めする問題が多いため精読が重要と思われがちですが、1文を穴埋めする場合には文章全体の大まかな流れを掴む速読の能力が求められます。

問題演習では精読については疑問点を全て解消し、1文1文の文法構造や内容をしっかり理解するようにしましょう。精読をした後は解説をよく読み、正解の選択肢が正しい根拠と、不正解の選択肢が間違いである理由をしっかり確認することが大事です。

速読について少しでも読むスピードを上げたいのであれば、おすすめの勉強法は音読です。文章を理解する上で、目で文章を追う以上のスピードでは理解することができません。そして日本人が文章を理解しようとすると自然と英語特有の文章を読むのに、右から左へ「戻る」ことが発生してしまいますが、これは大きな時間のロスです。
音読では左から右へ「進む」ことしかあり得ませんから、音読しながら文章を理解することで、英語の自然な文章の流れに慣れ、頭の中で理解するスピードが上がることで、結果的に速読が身につくようになります。

精読・速読を身につけることはTOEICのリーディングセクション(特にPart6とPart7)に限らず、英語を使う時には絶対的に必要となるスキルです。TOEICでハイスコアを狙うこの機会に、ぜひ身につけてみると良いのではないでしょうか。

Part6対策のまとめ

今回はTOEIC L&RのPart6のおすすめ攻略テクニックを紹介しました。Part6は16問であり、全200問からなるTOEIC L&Rのセクションのなかでも、長文への穴埋めをするという対策しにくいパートですが、一度できるようになれば得点源にできるパートでもあります。また、時間が不足しがちなリーディングの枠で時間を短縮することが必須となってくるPartでもありますから、ぜひここで紹介した勉強方法やテクニックを参考にして高得点を目指していただければと思います。

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