投資のためにマーケットを見ている方の中には「金融や経済関連でとにかく早く情報が欲しいな」「英語のニュースサイトはないかな・・?」という方は多いでしょう。
しかし、馴染みのない方にはどのサイトを見れば良いのかわからないものです。
そこで今回は金融・経済関連で本当に役立つ英語ニュースサイトやサービスを紹介していきます。
まずはこちらをチェックしていち早く世界の情報をキャッチしていけるようになりましょう。
英語ニュースは英語の勉強にとても便利!
現代ではスマートフォンやタブレットで世界中の様々な情報が迅速に得られるようになりました。
しかしそれでも必ずしも全てのニュースがリアルタイムに知れるというわけではありません。例えば日本語のニュースサイトであれば海外のニュースは大なり小なり遅れて掲載されるのが普通です。
投資などを行っている方にとってこの遅れは致命的になることもあります。そのため「海外のニュースをできる限りリアルタイムで把握したい」と思ったとき、それは海外のニュースサイトつまり英語のニュースサイトを見ることになります。
そこで、今回は金融・経済関連で本当に役立つ英語ニュースサイトやサービスのうち、無料で利用できるものを紹介していきます。
- 金融・経済関連のニュースサイト
- 情報収集に役立つサービス
また、さらに効率的に勉強を進めたいのであれば、有料のサブスクリプションを使うのもオススメ。その中でもおすすめなのはEEvideoです。1ヶ月あたりおよそ1,100円(税込)で、ニュースだけでなく映画やアニメを全て英語で見ることができます。気になる方はぜひチェックしてみてください!
ニュースサイト
マーケット全般のニュース
Bloomberg
Bloomberg(ブルームバーグ)といえば、金融機関では知らない人がいない情報ソースのひとつです。契約すればニュースはもちろん、各種指標、株式指数や各国金利など様々な情報を得られます。
ただし、利用契約自体が非常に高額で、個人ではまず手が届きません。
しかし、ニュースだけはWebで無料公開しており、世界中の様々な情報を得ることができます。(一部、購読が必要な情報もあり)
日本語に翻訳されたサイトもしっかりしており、まずはチェックしておきたい情報源のひとつです。
URL:https://www.bloomberg.com/
Thomson Reuters
Thomson Reuters(トムソン・ロイター)はロイター通信の一部門であり、市況速報を手がけていたことから派生してきた金融情報の提供やそれに付随する事業を行っています。ちなみにそれら金融分析などは事業が売却され「Refenitiv」となったのですが、ニュース情報などは引き続きトムソン・ロイターが提供しています。
Bloomberg同様、ニュースは無料で購読可能。幅広い分野のニュースが扱われており、英語の勉強にもぴったりと言えるでしょう。
ただし、Reutersは投資家に都合の悪いニュースをボツにする・やや左派に偏っていると指摘されることもあり、情報の解釈は他のソースも見ながら判断するのが賢明です。
The WallStreet Journal
ウォールストリートジャーナルも比較的有名なメディアです。日本語の翻訳サイトにはしょうもないゴシップネタが載っているとして知られていますが、元々のメディアはちゃんとした記事がほとんどです。
会員登録などの必要はなく、無料であらゆる分野のニュースが読めるのも特徴です。記事数自体が多いのですが、無料で読めない記事も多いのが気になるかもしれません。
英語のネイティブ向けに書かれているため、英語自体は難しく感じるかもしれません。
暗号資産(仮想通貨)
CoinDesk
暗号資産(仮想通貨)関連の英語のニュースサイトといえばCoinDeskです。
英語ニュースならこれを確認しておけばOKです。
ただし、使用されている英語は結構技術的でマニアックな単語も多いので、最初のうちは慣れないとかなり読みにくさを感じるかもしれません。
CNBCの暗号資産関連の記事
CNBCというメディアを聞いたことがある方は少ないかもしれませんが、ニュース通信社ダウ・ジョーンズとアメリカの大手テレビネットワークのひとつNBCが共同設立したニュース専門放送局であり、実は権威のあるメディアです。チャンネル名はConsumer News and Business Channelの略です。
正直ビジネス記事としては物足りないのですが、暗号資産(仮想通貨)関連の記事は他のメディアにあまりない意外とマニアックなことも記事にしているので、たまにチェックしてみると良いでしょう。
記事は動画がメインなので、ながら作業のBGMとして流しながら聞くのも良いでしょう。
URL:https://www.cnbc.com/bitcoin/
Glassnode
Glassnodeは知る人ぞ知る企業であり、個人的に仮想通貨関連で最もお勧めしたいメディアサイトです。
仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンに関するデータ分析に特化した企業であり、チャートなどの価格情報はもちろん、取引量など様々な数字を持っているので参考になること間違いなし。また、数字をもとに分析した記事も他にはない内容となっており、ぜひチェックしておきたいサイトですね。
FX関連
DailyFX
DailyFXは、世界的に有名なIG証券が提供する為替関連のニュースサイトです。
通貨の値動きだけでなく、アナリストのレポートや意見も記事になっているので、市況の分析には役立つことでしょう。
ウェビナーもかなりの頻度で行われており、為替を見ているならチェックしておきたいニュースサイトの一つです。
URL:https://www.dailyfx.com/market-news
残念ながらFX関連のサイトは業者の悪質な宣伝サイトがかなり蔓延っており、為替に特化した信用できるニュースサイトがあまりないのが現状です。
関連するサービス
おすすめサービス
楽天証券:日経テレコンが無料で読める!
楽天証券といえば積み立てNISAを押しているインフルエンサーやYoutuberなどが多いので一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
海外の英語ニュースで迅速に情報を集めるといっても、国内で出回っている情報を見逃しているようではイマイチですよね。そして、国内の情報で最も有名なのが日本経済新聞です。情報源が明かされないこともしばしばですが、企業の公表前の合併情報などインサイダーに近い情報が流れることもあり、必ずチェックしておきたいソースの一つです。
あまり広く知られていませんが、実は楽天証券の口座を開設するだけで、日本経済新聞(以下、日経新聞)を無料で読むことができます。
日経新聞といえば、経済に関わる情報を効率良く得られるツールとして、多くの投資家に愛されている定番の新聞です。日経新聞は宅配される紙面版では月額4,900円(税込)、電子版で月額4,277円(税込)とそれなりの金額が必要です。必要な経費とはいえ、継続的に支払うとなると、かなり大きな金額ですよね。
そのような投資家の救世主となるのが「日経テレコン」です。楽天証券の口座を持っているだけで、スマホやパソコンから、日経新聞の情報がなんと無料で読めるのです。日経テレコンとは、日本経済新聞社がおこなっているビジネス情報サービスであり、日経新聞以外にも750以上の媒体を読むことができます。本来は有料サービスなのですが、楽天証券では閲覧できる媒体を日経新聞などの一部媒体に絞り込む代わりに、無料で購読できるのです。
URL:https://www.rakuten-sec.co.jp/
Coincheck:ビットコイン(BTC)が取引手数料無料で取引できる!
最近話題にならない日を見ないくらい気になるのが仮想通貨です。現在では広い意味で暗号資産というのですが、今でも多くの人が仮想通貨という単語を使い続けています。
そして、最も有名な仮想通貨といえばビットコインです。Coincheckではビットコインを取引手数料無料で取引できます。
そもそも仮想通貨の取引は直接売買したい人がお互いに直接売買する「取引所」と、業者を相手に取引する「販売所」の形式があり、前者の方が一般的に取引手数料の観点で有利です。そして、Coincheckでは仮想通貨の王様と言えるビットコインを取引所で手数料無料で取引できる国内業者の中でも数少ない業者です。
またビットコイン以外の通貨も国内業者で最も多くの種類を取り扱っているので、ぜひ口座を開設してみてはいかがでしょうか?
URL:https://coincheck.com/ja/exchange
DMM FX・GMOクリック証券:各種チャートが見やすく無料で確認できる!
あらゆる情報の中でもっとも信頼できる情報のひとつに「チャート」があります。チャートには将来の環境の変化の予想が投資家の行動として表されていると考えられています。
その中でも為替レートをはじめ各種株式指数のチャートや、重要指標が発表されたニュースをいち早く集められるのがFX業者だと言えます。
実は世界のFX市場で日本はトップレベルの市場となっており、その中でもGMOクリック証券の「FXネオ」とDMM.com証券の「DMM FX」は世界的に見ても業界トップシェアのサービスです。
口座開設や口座維持は無料ですから、チャートや情報チェックのためにもまずは登録してみてはいかがでしょうか?
URL(DMM.com証券):https://fx.dmm.com/
URL(GMOクリック証券):https://www.click-sec.com/
ぶっちゃけニュースを読むにも英語の勉強が必要
ここまで公開されているサービスで無料で情報収集する方法を紹介してきましたが、ぶっちゃけここにあげたサービスを利用するにもある程度の英語力が必要です。
そして、その能力を身につけるには、一朝一夕で身につくものではありません。
情報収集であっても、本格的に英語を身につけるためには頭の中に「英語脳」の回路を作ることが肝心です。
英語脳の構築には英語のインプットとアウトプットをとにかく繰り返すことが必要なのですが、インプットだけではどうしても英語を理解する時に頭の中で日本語が思い込んでしまい、一定レベル以上に到達することができません。
そのため、本格的に英語を身につけるためには効率的な勉強法、できれば学習メソッドを利用して身につけたいものです。
学習メソッドについてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。